2007年09月20日

「暮れゆく雑踏の中で、独り」

ほのかに木犀の香りが、鼻こうをくすぐる。

気がつくと、季節は、秋の到来を告げていた。

朱色や黄色の鮮やかな緑色のかたまりが重なり合いながら、
黄昏時の風に枝をふるわせている。

街行く人々は、誰しもが、ひっきりなしにしゃべっている。
そして、雑多な音が入り交じり、喧騒へと。

「どうして、そんなにしゃべることがあるんだい?」

孤独と喪失に彩られた街中を、過ぎゆく人々を見つめながら。
独り、言葉を摘んだ。

全てに疲れていた、あの日……。
posted by Jhon Done at 00:00| Comment(0) | それだけのことさ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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