2007年11月15日

「グッド・バイ」

そう、走り続けてきたさ。
立ち止まることも知らずに。

しかし、君には、分からないだろう?

光の中で、闇の中で。
身を削りながら、神経を切り刻みながら。

少しずつ何かが流れ去っていくようで、涸れていきそうだった。
それでも……走り続けてきたさ。

けれども、もう、終わりにしよう。

まるで、枯渇した“泉”の底のようだ。

ひび割れた“底”を覗いてみるといい。

意識の底に澱んでいた“ドロ”をかき乱したかのように。
陰影の奥に潜んでた消しがたい“傷”が再び浮き上がるように。

君には、見えるかい?

分かるまい。
土台、分かるはずがない。
第一、分かろうともしないだろ?

「時を鳴らす鐘」をたたき続けることのみに、気を配る君には。
音色の調子が外れていても、気づかない君には。

一つ教えてあげようか。
「秒刻」の「針」だって、いつかは、その動きを止めるものさ。

だから?
「さよなら」と、君には伝えるよ。

そう、「グッド・バイ」とね。
posted by Jhon Done at 00:00| Comment(0) | グーテ・ナハト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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