2005年07月16日

なんだかなぁ・・・

ずいぶんと久しぶりにこの板に書き込もうとしたら、扱い方を忘れてしまっていたぜ。
ま、どうでもいいことだが。

売文の徒として、市井の片隅でひっそりと駄文を書き、お涙程度の稿料をもらっているが、それが全て車の修理費などに消えていく。

とりたててカー・マニアでもなく、内外装に金をかけるタイプでもないが、駐禁レッカー車移動で数万(ゴールドがまた遠のいたぜ)、トラックとの接触によりサイドドアの修理で数万、そのほか・・・。

領収書をみながら、「原稿枚数に換算すると」だなんて計算している俺の目に、夏の日差しと光化学スモッグがしみるぜ。

ま、それはそれで仕方がない。起こっちまったことだから。

が、肝心なことは、そう、これがもっとも重要事だ。

俺の美文調の稿を、無惨にも書き換えるクライアント御中。
文章のリズムも展開も台無し。
掲載誌をみるたびに、「なんだかなぁ・・・」とため息が出ちまうぜ。

とグチをこぼしたところで、稿に向かうか。

浮き世の連中が3連休だと浮かれている中で、世の中の役にもたたねぇ駄文売り屋は、リードに頭を悩ませているのさ。
posted by Jhon Done at 21:23| Comment(0) | イドログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月28日

「哀愁のパパオ」


俺が元気になったかと思うと、まさか、おまえの調子が悪くなるとは。
無理をしたのか?
無理をしていたのか?
なぜ、もっと早く言ってくれなかったのか?
パパオ。
おまえが戻ってくるまで、俺は、どうすればいいんだ。

ひとり途方にくれちまったよ。

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■石畳の街並みを駆るパパオ■

水色のアクアグレーを身にまとったおまえとはじめてあったとき、俺の心はときめいた。
レトロチックなデザイン。
三角窓に外側に出したドアヒンジ。
丸く3個ならんだテールレンズ。
非集中ドアロック。
純正レトロコンポ
インテリアは、いたってシンプル。
そんなかっざりっけの無いおまえに、まいっちまったよ。

街を走れば、ミニとの競争。
エンストなんか、当たり前。
それでも、いつだって、おまえの勝ちだ。

冬、寒風が吹きすさぶ中を駆れば、すきまから自然の風を運んでくれる。
冷房要らずだ。
暖房をつければ、冷気が車内をめぐる。
曇り止めには、最高だ。

夏、三角窓から入り込む、さわやかな風。
冷房をつければ、足元からの暖気。
冷え性には、最高だぜ。

なんといっても、おまえがもっとも輝くのは、春、そして、秋だ。
若葉が茂るころ、やわらかな陽射しをあび、さっそうと草原を駆け巡るおまえの姿。
駿馬。
秋、残照が街を照らす中、落ち葉を風に揺らしながら走りぬけるおまえの姿。
驢馬。
石畳の街中を走れば、誰もが振り返る、おまえの美しさに。
いつでも、どんなときでも、おまえと過ごしていた。

それがどうしちまったんだい。
ここのところ、咳き込むことが多いじゃないか。
肺が悪いのか?
動悸が激しそうじゃないか。

それに、最近、弱気なおまえ。
信号待ちで、疲れ果てたように、ストップしてしまうおまえ。
低速で走っていると、急に黙り込んでしまうおまえ。

どうしちまったんだよ。

■「一週間の安静ですね」と彼は語った■

おまえが嫌いになったわけじゃない。
しょうがないんだ。
おまえと一緒にいきたくても、おまえを止めてやる場所が無いんだ。
だから、仕方が無く、バイシクル・クイーンに頼ざるを得なかったんだ。
おまえを無視していたわけじゃない。
それに、俺だって、いつも、おまえと一緒にいるわけにもいかなくなったんだ。
分かってくれ。

整備屋の工場長のNさんが、心配そうにしてたよ。
「バッテリーじゃないね。エンジンかな?」
それでいて、励ましてもくれたよ。
「大事にされているから、大丈夫ですよ。ちょっと安静にしていれば。それに、パパオラーの人は、みんな平気で10万キロクラスのパパオを乗り回しているから。彼は、まだ若いし」

俺、Nさんの手を取って、「頼みます」って何度も頭を下げて、下げてるうちに涙がこぼれてきてしまって。
だって、俺の傍らで、おまえがしょんぼりとしているもんだから……。

一人、帰り道、おまえのことばかり考えていたよ。
「都会の雑踏なんかに、おまえを引き回さなければよかった。もっと空気のきれいなところへ連れて行けばよかった」って。
歩きながら、なんだか自分がなさけなくなってな。

でも、俺、信じているから。
おまえが、元気になって戻ってくることを。

世間じゃ、おまえのことを「肺病病み」とさげすみ、避けるかもしれないが、俺だけは、おまえのことを思いつづけ、大切にするからな。

だから、ゆっくり養生するんだぞ。
おまえが退院するまで、俺は俺でなんとかする。

パパオ。
もうすぐ、おまえの好きな季節だ。
春になったら、奥多摩にいこう。
渓谷沿いに走らせて、迎える若草の匂いを車窓に送ろう。

きっと、行けるよ。
必ず、行けるよ。

だから、それまでは、ゆっくり休めよ。

な、パパオ。
posted by Jhon Done at 20:12| イドログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月25日

「一日の労苦は、一日の愛」

誰彼なく、あいさつをくれる。
違う部署の話しすら交わしたこともない人間からも。
彼らにしてみれば、当たり前、なのかもしれないが。

他愛が無い話だ。
たかが、あいさつ程度。
それでも、彼にとっては、涙が出そうな朝だった。

いろいろな人間がいる。いろいろな人間が働いている。
文字通り、「いろいろ」だ。
「コミュニティ」だの「連帯」だの、「博愛」「共生」「共存」「協働」――そんな言葉の響きすら空虚に思えてしまうくらいの。

彼らの何気ない言葉に、心が震える。

一人ひとりがたどってきた道のり、負ってきた重荷。
詳しくは、知ることも無い。
けれども、彼らに突きつけられた「今」を見るならば。

「どうだい、調子は?」「疲れが出たんだろう」「無理をするなよ」
言葉をくれる一人ひとりに、彼は頭を下げる。

彼は昨日、仕事を休んだ。
身体が鉛のように重く、ベッドに沈みきっていた。
起き上がることすら大儀に覚え。

兆候は、一昨日からあった。
そのときは、自身を叱咤し、身を起こして、勤めに向かったが。

「気」を張ってきた反動か、疲れがいっぺんに出たようだ。
時を忘れ、深い眠りにさまよい続けた。

目を覚ますと、一面の雪化粧。
昨日と今日の景色を変えていた。

どこにでもありそうな、日常の断片。

けれども、多くの不自由に縛られながら生きている彼ら。

何気ない言葉が、彼の肩を過ぎる。

飾ることも無い、自然体のままに発せられた言葉。

彼は、少しだけ、涙をこぼしそうになった。

それが、今朝のことだった。

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まぁ、つまりは「気」を張ってがんばってきたが、疲れちまって会社を休んだまで。
「がんばてきたが」と書いたが、デスクワーク中心の、たいした仕事もしていないのに、ホンと、疲れて起き上がることができなかった。

比較的、「夜に寝て、朝に起きて」と、俺の人生の中でまともな生活スタイルを貫いてきたが、半年以上、社会生活とは無縁だっただけに、「疲れ」が噴出したのだろう。

「無理がたたったのかな?」
と、シュガー・ベイビーに言ったら、「休日に出歩いたり、夜更かしが過ぎたのよ」だと。

「愛」だよなぁ、「愛」。
posted by Jhon Done at 20:22| イドログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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